2004年6月20日(日) 四日市・諏訪公園、商店街 |
四日市中心部の商店街の真ん中にある公園や商店街を一日だけ真っ暗にして、そこに約1200本
のろうそくを竹筒や牛乳ビン、地元の陶磁器に入れて並べ、一番短い夜をきれいに演出します。 ロウソクのきらめきを見ていただきながら、アロマキャンドル作りや、地元アーティストによる ミニコンサートを開催、省エネや光害についての説明を行った。 |
三重県四日市市で行われた「1000000人のキャンドルナイトinすわ公園」。諏訪公園は四日市市
のほぼ中心・繁華街の真中にある公園で、市民の憩い・癒しの場として訪れる人が多い。そこで
キャンドルナイトが行われたのは今回で2回目になる。 今回、イベントに伴い周辺の商店街やホテル3件、百貨店や企業もライトダウンに参加、『CO2削減・ 1000000人の輪キャンペーン』の広がりとともに、県内の大型遊園地やスーパー、港などが ライトダウンにご協力いただくこととなった。 奇しくも開催日の6月20日(日)が近づくにつれ、台風が接近していることもあり、雨の場 合を考え、会場を諏訪公園だけでなく周辺のアーケード付商店街まで広げた。四日市のアーケー ドは日本有数の広さを誇り、サブ会場という形で2商店街の協力を頂いた。 当日、今にも泣きそうな空を見ながら、祈る気分で準備を進めるスタッフ。準備が遅れたこと もあり、当日の手作りロウソクは、子どもたちも一緒になって作り、4~500個のプラスとな った。あわせて約1200個のキャンドルが出来た。 夕方、諏訪公園内、そして商店街にキャンドルを配置、まだ薄明るい19時ごろからすべてに 点火するものの、台風による強風によりついてもなかなか持続しない。 子どもたち、観覧者も必死でロウソクをつけていただき、1200個全部は持続できなかったものの、公園内の星型模様 で配置したロウソクや商店街アーケード内ロウソクに火がついていることを確認し、カウントダ ウン。「ゼロ!」の掛け声とともに、公園内の照明がいっせいに消された。 しばらく雰囲気を楽しみつつ、消えたろうそくには点火しつつ、会場内の観覧者の気持ちは一 体になっていた イベントを知らなかった人でもアーケード内の300本の牛乳瓶ロウソクで公園まで誘導されてくることも多く、 幻想的な風景に引き込まれている中で、四日市市出身の歌手 MACKによるミニコンサートが開始。この公園・商店街でプロモーションビデオを取ったとい う新曲のバラードや星の曲など3曲が演奏され、キャンドルのほのかな明かりとほのかな香りに 包まれた中で、MACKの歌声にも包まれた。 その後、当日の全国のライトダウン施設の紹介や省エネ・光害についての啓発説明が進めら れ、21時、イベントは終了した。 地元で天体観望会を行う団体「どっ天迷会」は、10年前の結成当時から、電気を消して星が 見えやすい環境をすすめてきた。そんな中で去年、このプロジェクトが始まったときには、三重 でこれを広めよう、とこの趣旨に合うイベントを企画した。最初は「営業妨害か?」とも苦言を 言われたライトダウンも少しずつ定着し、協力的な企業もたくさん出てきたことがとても嬉し い。環境・エコロジーが叫ばれる今日、みんなが楽しめる非日常的な世界が出来るこの1000000 人のキャンドルナイト、四日市ではまだ模索中ですが、毎回参加し、少しずつ完成させていきた いと思っております。 アロマキャンドル作りをしてくれた子どもたちの輝いた目をまた見るために |
【消灯協力施設】 【イベント協力】 【上記写真協力】 |